OpenStreetMapは単にデータだけではなく、世界中でオンラインと対面の両方で出会う活気のあるコミュニティです。人々はマッピング、ソフトウェア開発、さらにはこの本の執筆をすることで出会います!
マッピングパーティとは、OpenStreetMapコミュニティのメンバーが集まり、情報を収集してOpenStreetMapに追加する、というものです。誰がどこをマップするかを決める一つの方法は、ケーキを作ることです。下記は、2010年5月にロンドンで開催されたフリート・ストリート・マッピング・パーティでの「ケーキ」の一例です。ご覧のように、エリアは分割され番号が振られています。参加者はマップしたいセクションを選び、そこに行ってデータを収集します。現在では、このプロセスをもっと簡単にするために作られたMapCraft (http://mapcraft.nanodesu.ru/) と呼ばれるツールがあります。集合してパブへの道をマップするイベントもあります。パブでは後で交流を深めます。データの収集とマッピングの両方が、図書館やオフィス、または喫茶店のような中間地点で落ちあって行われることもあります。
人々はこのようにして週末や夕方に集まり、特定地域をマップしたり、あるいは単に他の地元の投稿者に追いつこうとしたりします。OpenStreetMapの投稿者達が集まってOpenStreetMapのソフトウェア・アプリケーションの改善を行うコード・スプリントというものもあります。
これらの種類のイベントの多くでは、実際のマップ・ケーキを作ることが一般的です。マップ・ケーキの伝統は、スペインのOpenStreetMapコミュニティのイワン・サンチェス・オルテガによって導入されたアイデアからきているものです。そのアイデアとは、あなたのデータ・ライセンスが真にオープンであるならば、地理データを取得し、それをケーキに印刷し、そのケーキを食べてしまうのはいかなるライセンス規則も破ることのない完全に妥当な行為である、というものです。これは、世界中の社交イベントのために作られた、多くのケーキにつながるものです!以下は、ワシントンの世界銀行で開催されたマッピング・パーティでのマップ・ケーキです。
多くの人々が、オンラインのチャットルームであるIRCに出入りしています。これは、リアルタイムでお互いに協力したり助けたりするために使われます。これは、irc.oftc.net サーバー上で行われます。最も人気のあるチャンネルは、#osmですが、より複雑な開発に関する質問については、#osm-devチャンネルの方が良いです。幾つかの言語または地域では、しばしば独自のチャンネルを持つことになります。コミュニティの人々がwiki上で利用できるチャンネルの完全なリストがこちらにあります:http://wiki.openstreetmap.org/wiki/IRC
多くの人がIRCに、オンラインチャットルームに集まっています。これは相互にリアルタイムでコラボレートしたり、支援したりするのに使われています。これはirc.oftc.netサーバ上で行われています。 最もポピュラーなチャネルは #osmですが、より複雑な開発関連の質問は #osm-dev の方がベターです。しばしば各言語や地域には専用のチャネルがあります。コミュニティの人たちが使えるチャネルの一覧はこちらのWikiで: http://wiki.openstreetmap.org/wiki/IRC.
IRCチャットルームへのアクセスには特殊なソーシャルソフトウェアを使えますが、ウェブブラウザでも同じことができます。あなたのブラウザからIRCにアクセスする方法は http://irc.openstreetmap.org/ を参照。参加したら、ニックネームを選んで参加したいチャネルを選択してください。
StackOverflowと似たような形式で利用可能なQ&Aサイトがあります。これは、人々が尋ねて、質問に答えることができ、その回答が有用であるかを投票できます。 http://help.openstreetmap.org/
State of MapまたはSotMと呼ばれる年次カンファレンスは、世界中からOpenStreetMapに興味のある人が集まり、OpenStreetMapに関するトピックスを一緒に議論する場です。過去数年間は、1日のビジネス・デイと2日のコミュニティ・デイが行われました。ビジネス・デイは、OpenStreetMap周辺の商業的関心によるもので、コミュニティ・デイは、OpenStreetMapに関連するあらゆるトピックスが含まれています。State of the Mapには、総合的な会議情報を含む独自のウェブサイトがあります (http://stateofthemap.org/)。
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